イントラマート(intra-mart)とは?
各企業には独自の強みや特性があり、これまでは基幹システムの導入などで全体の最適化を目指してきました。しかし、デジタルトランスフォーメーション(DX)の時代においては、これらの強みや特性を最大限に活かすことが重要です。そのためには、デジタル技術を効果的に活用することが求められます。
近年、多くの企業がデジタル技術を迅速に取り入れるために、DX人材の育成や、AIやローコードといった先進技術を使った内製開発に力を入れています。これにより、デジタルへの投資効果を最大化し、企業の独自の価値を高めることができます。
イントラマートは、このような企業のニーズに応えるために、エンタープライズアプリケーション開発をサポートするプラットフォームを提供しています。また、SaaS(サービスとしてのソフトウェア)、コンサルティング、教育支援、システム構築などの幅広いサービスを通じて企業を支援しています。これにより、従業員の創造的なアイデアを迅速にデジタル価値へと変換し、顧客や従業員の満足度を高めながら、ビジネスモデルの変革をスムーズに進めることができます。
イントラマートは企業がデジタル技術を活用して独自の価値を一層際立たせることを目指しています。企業同士が連携し共創することで、新しい価値を生み出し、未来に向けた多様な社会を実現するためのパートナーとしての役割を果たします。イントラマートはデジタル時代の企業がその独自の価値を最大限に活かし、新たなビジネスチャンスを掴むための強力な支援ツールです。これらの多岐にわたるサービスと先進的な技術の提供により、企業は迅速かつ効果的にデジタル化を進めることができます。
イントラマートの基本機能
イントラマートは、企業の業務効率を飛躍的に向上させるための統合プラットフォームです。その基本機能は、ワークフロー管理、ドキュメント管理、そしてコラボレーションツールなどに分けられます。
ワークフロー管理
イントラマートのワークフロー管理機能は、企業内の様々な業務プロセスを自動化し、効率化するためのものです。例えば、承認が必要な業務フローを自動化することで、担当者が手動で行う作業を減らし、ミスや遅延を防ぎます。具体的には、以下のような特徴があります。
• 自動化された業務プロセスの管理
イントラマートでは、業務プロセスをあらかじめ設定することで、各ステップが自動的に進行します。これにより、手作業によるミスが減り、業務のスピードが向上します。
• 承認フローの効率化
書類や申請の承認が必要な業務では、担当者が不在の場合でも迅速に次のステップに進めるように設定できます。また、承認の履歴がすべて記録されるため、透明性が確保されます。
ドキュメント管理
イントラマートのドキュメント管理機能は、企業内で生成される膨大な書類をデジタル化し、一元管理することを目的としています。この機能により、情報の検索や共有が容易になり、業務の効率が向上します。
• 書類のデジタル化と一元管理
紙の書類をデジタル化して保存することで、物理的な保管スペースが不要になり、必要な情報にすぐにアクセスできるようになります。また、ファイルの一元管理により、バージョン管理も簡単に行えます。
• バージョン管理とアクセス制御
イントラマートでは、ファイルのバージョン管理機能があり、過去のバージョンに簡単に戻ることができます。さらに、アクセス権限を設定することで、情報のセキュリティを確保しつつ、必要な人だけが特定のファイルにアクセスできるようになります。
コラボレーションツール
イントラマートのコラボレーションツールは、チーム内のコミュニケーションを円滑にし、共同作業を効率化するための機能を提供します。
• チーム内のコミュニケーション促進
メッセージング機能やチャット機能を活用することで、チームメンバーがリアルタイムでコミュニケーションを取ることができます。これにより、迅速な意思決定が可能になります。
• 共同作業の効率化
プロジェクト管理機能を利用して、タスクの進捗状況を可視化し、担当者間での情報共有をスムーズに行うことができます。これにより、プロジェクトの進行が遅れることなく、スケジュール通りに進めることが可能です。
これらの基本機能により、イントラマートは企業の業務効率を大幅に向上させ、コスト削減や生産性向上を実現します。各機能が連携して動作することで、企業全体の業務プロセスが一貫性を持って運用されるため、イントラマートは多くの企業で導入されています。
イントラマートのエンタープライズ・ローコードプラットフォーム
イントラマートのエンタープライズ・ローコードプラットフォームは、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させるために設計された包括的なソリューションです。このプラットフォームは、攻めのDXと守りのDXの両方を実現するため、幅広い機能と柔軟なアーキテクチャを提供します。
各層に分けて説明します。
1. アプリケーション層(Application Layer)
アプリケーション層は、企業の多様な業務ニーズに応えるための豊富な業務アプリケーションを提供しています。具体的には以下の機能があります:
• グループウェア:チームのコミュニケーションとコラボレーションを促進し、プロジェクトの効率を向上させます。
• 営業支援:営業活動を支援し、顧客関係管理(CRM)を強化します。
• 経費管理:経費の申請から承認、精算までのプロセスを効率化し、経費管理を簡素化します。
• 文書管理:重要な文書の作成、共有、保管、検索を容易にします。
• 動態管理:従業員の動向をリアルタイムで把握し、適切なリソース配分を実現します。
• 信用アプリ:信用情報の管理と分析を行い、ビジネスリスクを軽減します。
2. プロセスオートメーション層(Process Automation Layer)
プロセスオートメーション層は、業務プロセスの自動化を支援する層です。この層では、デジタル技術を活用して業務プロセスを効率化し、手作業によるミスや遅延を削減します。主な機能には以下が含まれます:
• システム連携:異なるシステム間でデータを連携し、一貫した業務プロセスを実現します。
• ワークフロー:業務フローを視覚化し、自動化することで、業務効率を大幅に向上させます。BPM(ビジネスプロセスマネジメント)機能も備えています。
3. ローコード開発層(Low-Code Development Layer)
ローコード開発層は、迅速かつ効率的にアプリケーションを開発するためのツールとAPIコンポーネントを提供します。この層の特徴には以下があります:
• ローコード開発ツール:専門的なプログラミング知識がなくても、視覚的なドラッグ&ドロップ操作でアプリケーションを作成できます。
• 豊富なAPIコンポーネント:数百種類のAPIコンポーネントを利用することで、カスタマイズ性の高いアプリケーションを迅速に開発できます。
• オンプレミスとクラウドのサポート:企業のニーズに応じて、オンプレミス環境とクラウド環境の両方で利用可能です。
• モバイル対応:モバイルデバイスからのアクセスをサポートし、どこからでも業務を遂行できます。
• 多言語対応:グローバルなビジネス環境に対応するため、多言語対応機能を備えています。
• 全文検索:迅速かつ効率的な情報検索を可能にする全文検索機能を提供します。
• ポータル機能:統合された情報アクセスを提供するポータル機能を備えています。
イントラマートは、このような強力なプラットフォームを提供することで、企業のデジタルトランスフォーメーションを強力にサポートします。企業は、イントラマートのプラットフォームを活用することで、業務効率の向上、コスト削減、競争力の強化を実現できます。
イントラマートの導入メリット
イントラマートを導入することにより、企業はさまざまなメリットを享受できます。特に、生産性の向上、コスト削減、そしてコンプライアンスの強化が大きな利点として挙げられます。
生産性の向上
イントラマートの最大の利点の一つは、生産性の向上です。業務プロセスの自動化や情報の一元管理により、従業員は重要な業務に集中できるようになります。
• 業務の効率化による時間の節約
イントラマートを導入することで、手作業で行っていた業務が自動化され、従業員はより重要なタスクに集中することができます。これにより、全体的な業務のスピードが向上し、時間の節約が可能となります。
• 情報の迅速なアクセスと共有
ドキュメント管理機能により、必要な情報に迅速にアクセスできるようになります。これにより、情報の検索や共有にかかる時間が短縮され、業務の効率が向上します。
コスト削減
イントラマートの導入は、企業のコスト削減にも大いに貢献します。紙の書類をデジタル化し、業務プロセスを効率化することで、様々なコストを削減できます。
• ペーパーレス化によるコスト削減
紙の書類をデジタル化することで、印刷コストや保管コストが削減されます。また、書類の管理にかかる手間や時間も減少するため、全体的なコスト削減が可能となります。
• 効率化による人件費の削減
業務の自動化により、手作業で行っていた業務が削減されるため、人件費の削減も期待できます。従業員がより付加価値の高い業務に集中できるようになるため、企業全体の生産性が向上します。
コンプライアンス強化
企業が法令や規制を遵守するためには、情報の適切な管理と透明性の確保が重要です。イントラマートは、この点においても優れた機能を提供します。
• 情報の一元管理によるリスク低減
ドキュメント管理機能により、全ての情報を一元管理することで、情報の漏洩や紛失のリスクを低減できます。また、アクセス権限の設定により、必要な人だけが特定の情報にアクセスできるようにすることで、セキュリティが強化されます。
• 承認フローの透明性確保
ワークフロー管理機能により、全ての承認プロセスが記録されるため、業務の透明性が確保されます。これにより、内部監査や外部監査の際にも迅速に対応でき、コンプライアンスが強化されます。
これらのメリットにより、イントラマートは多くの企業で導入され、その効果を実感されています。生産性向上、コスト削減、コンプライアンス強化といった具体的なメリットが、企業の競争力を大きく向上させる要因となっています。
DXの未来とイントラマートのビジョン
デジタルトランスフォーメーション(DX)の波は、これからも多くの企業にとって避けては通れない重要な課題となります。DXを成功させるためには、単なる技術の導入だけでなく、企業全体の文化やビジネスプロセスの変革が必要です。
イントラマートの現在の取り組み
イントラマートは、企業がDXを実現するために必要なツールやサービスを提供し続けています。その中核となるのが、エンタープライズアプリケーション開発をサポートするプラットフォームです。これにより、企業は迅速かつ柔軟にデジタル技術を取り入れ、自社のビジネスプロセスを最適化することができます。
また、イントラマートはSaaS(サービスとしてのソフトウェア)モデルを採用し、クラウドベースでのサービス提供を行っています。これにより、企業は初期投資を抑えながらも最新の技術を活用することが可能です。さらに、コンサルティングや教育支援を通じて、企業がDXを推進するための知識やスキルを提供しています。
DXの未来に向けた展望
今後、DXの進展に伴い、AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)、ブロックチェーンなどの先進技術がますます重要な役割を果たすようになります。イントラマートは、これらの技術を積極的に取り入れ、企業が次世代のビジネスチャンスを捉えるための支援を続けていきます。
また、持続可能な社会の実現に向けて、環境や社会に配慮したビジネスモデルの構築も重要なテーマとなります。イントラマートは、企業がこうした課題に取り組むためのソリューションを提供し、より良い未来を共に築くためのパートナーとなります。
よくある課題
イントラマートの特徴や導入メリットがわかったところで、よくある問題について見ていきます。
・intra-mart経験者(専門性を持った人材)がいなく、intra-mart関連の開発を受託できない。
・短納期が実現できず、エンドユーザー様を待たせてしまう。
・自社・国内パートナーで対応出来るパワーがなく、機会損失が発生。
こういった内容でお問い合わせを受けることが多いですが、弊社にはイントラマート専属チームが在籍しています!
安心の専属チームを活用し、一緒に課題を解決しませんか?
有識者は80名(内認定資格取得者は5名在籍)おり、もちろんやりとりは日本語となっています。
IVSの強み
独自の教育体制
自社でintra-martの教育マニュアルを作成。
研修後のメンバーを、まずは案件のバックアップメンバーとしてアサイン。
充分な経験を積んだ後、正式に案件メンバーとしてアサインいたします。
各アプリケーションのキャパシティについて
■BloomMaker:20名
■FormaDesigner:10名
■LogicDesigner:27名
■その他アプリケーション:Accel Studio/ IM-BIS/ IM-BPM/ IM-PDF Coordinator/ IM-PDF TimeStamper/ IM-PDF Designer etc.
※全員弊社プロパー
豊富な開発実績
2012年から13社様、190案件以上、最大500人月の案件にもご対応!
様々な業種・業界のintra-mart案件を対応させていただいておりますので、intra-mart専属メンバーを更に拡大中です。
独自の研修内容
以下のプロセスを通して、研修→評価→参画をいたします。
①E-learning(Off-JT)
②弊社独自に作成した課題の対応(Off-JT)
③特定のプロジェクトごとに抽出した課題の対応(OJT)
④当該プロジェクトへの参画(OJT)
いずれのプロセスにおいても評価を実施し、合格した者のみ次のプロセスに進むような仕組みで運営しております。
認定資格取得
正式に案件メンバーとしてアサインされ、経験を積んだメンバーには、
intra-mart認定資格試験を受講させます。(認定資格取得者が5名在籍)