山本さん のインターンシップ体験記

はじめまして、IVSにてインターンシップを体験しました山本と申します。このIVSのホーチミン本社にて3か月半の間、様々な経験をさせていただきました。

初めての営業業務体験、初めての一人暮らし、初めての長期海外滞在など、初めて尽くしであった私の3か月半のインターンシップ生活についてお話しさせていただきます。

左が山本さん
大学名 / 専攻同志社大学経済学部経済学科3年生(当時)
場所ホーチミン本社(IVS Co., Ltd.)
期間2018/09/01 〜 2018/12/16
インターン内容ベトナム国内向け営業(商材:IVS/Chatwork/Future Spirits Vietnam)

なぜベトナムでの海外長期インターンシップなのか

就職活動について本格的に考え始める方が多いであろう大学3年時での短期インターンシップ参加が当たり前になってきている現在、他学生との差別化を図るには、長期インターンシップへ参加し実際の社会人の皆さんから社会に出てから必要とされるスキルを学び身に付け、自分への自信に繋げることが必要だと思っていました。

それに加え、元々東南アジアへ興味を抱いていたことや日本国内で長期インターンシップを行える場が少ないことから、経済発展が著しいベトナムという海外の地での長期インターンシップを決めました。

業務内容について

IVSは、業務管理システムの開発やIVSが抱えている自社パッケージシステムの提案以外に、他企業商材のベトナム販売代理店という役割も担っています。
経済学部に在籍している文系の私は、3形態の営業業務に携わらせていただきました。
1つ目は、IVS自社システム・代理店商材の提案型営業。2つ目は、IVSが代理店を務めるChatWorkという企業が新しく始めたサービスの新規営業。3つ目は、IVSと合弁会社を設立したFuture Spirits Vietnamという企業の紹介をするための新規営業です。
まずは新規のアポイントをいただくためにベトナムにある日系企業へ電話をするのですが、3社それぞれ業務内容も異なれば、提案内容も異なります。もちろんただ電話をかけているのみだとアポイントはいただけず、いかにアポイントがいただけるようにトークスクリプトを更新し、いかに電話先におられる顔が見えない担当者様の気持ちを汲み取ってアポイントに繋げるかが毎日の課題となっていました。3社それぞれ違う角度から企業説明を行うというのは、同じテレフォンアポイントといっても別の作業を行っているようで最後まで新鮮に業務をすることができました。
アポイントをいただけた後は、その企業訪問へ社員の方と同行させていただきます。名の知れる企業や工業団地に工場を構える企業など数多くの企業先へ足を運ぶことができたおかげで多種多様な業種を知れたことは、ベトナムへインターンシップに来て良かった理由の1つです。
同行時は、社員の方々のお話を聞いて相手の心をつかむ会話術を盗みつつ、議事録を取ります。自分のものでなく他の第三者に向けてのものであるということを念頭に置いて、誰が読んでもわかりやすいものにするということと、ただ記録するだけにならないよう「大事な部分は詳細まで、不必要な部分は見極めて省く」という取捨選択を意識していました。

ベトナムでの生活

ベトナムと聞いて良い生活環境が整えられているというイメージを持たれる方は多くないかもしれません。現に私も来るまでは不安でたまらなかったのを覚えています。しかし、結論から述べるとそんな不安はすぐに消え、日本人が生活しやすい街であるという認識に変わるまで何日もかかりませんでした。

食の面では、日本人の口に合いやすい味付けのベトナム料理や食べられない日本食なんて無いと思うほどに充実している日本食屋でのクオリティの高い日本食、同じような充実度が感じられる他国の飲食店などに囲まれ、困ることがありませんでした。

ベトナム主流の交通手段であるバイクにも毎日乗っているうちに慣れますし、カフェやお洒落な雑貨屋なども至る所に見受けられ、むしろ女性の方が楽しめる街なのかもしれません。

平日は業務をこなしつつランチタイムや夕食で息を抜き、休日はプライベートな時間を大切にするというメリハリを意識した生活を送ることを目標にしていました。休日を利用してベトナムにあるリゾート地や隣国カンボジアのアンコールワットへ訪れられたことは良い思い出です。

インターンシップを通して

日本を離れてベトナムのホーチミン市という同じ海外の地で働かれている日本人の皆さんや同じ社内で働いていたベトナム人社員の皆さんとの出会いはとても貴重なものになりました。様々な面で繋がることができた方々からいただいたご意見やアドバイスは、私の財産です。ベトナムに来ていなければ気付かずにいたかもしれない、自分に欠けている考えや視点などを指摘してくださる皆さんが周りにいたという環境がどんなに恵まれていたかと実感しています。それらを決して無駄にせず、必ずこれからの自分自身の成長に生かさなければなりません。沢山の方々のサポートのおかげで成り立つことができていた3か月半のベトナム生活だったと、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。

この3か月半で得られた様々な学びを自分の自信に変えながら、これからの将来を進んでいきたいと思います。代表の浅井さんをはじめIVSの皆さん、インターン生として受け入れ貴重な経験をさせてくださり、本当にありがとうございました。